2023.08

「木更津みれん」は、2023年8月30日に発売された若山かずさのデビュー40周年記念シングルです。この曲は、若山かずさの地元・千葉県木更津市を舞台にしたみれん演歌で、港町・木更津の風景の中に切ない恋心を描いています。作詞は千葉県在住の女性作家・菅麻貴子、作曲は「冬燕」「春の蝉」など近年の人気作品を提供している水森英夫、編曲は伊戸のりおが担当しています。この曲には、「木更津甚句」という木更津市の伝統芸能の囃し言葉が交えられており、地元の文化を盛り込んだご当地演歌となっています。若山かずさのデビュー40周年を記念した渾身の一曲をぜひお聴きください。日本コロムビア 2023年08月30日発売若山かずさ / 木更津みれん作詩:菅 麻貴子 /...

桜庭和子「十三夜歌謡編」は、樋口一葉の短編小説「十三夜」をもとにした歌謡作品です。桜庭和子は、亡くなった夫である作曲家の桜庭伸幸が残した曲に、自ら詞をつけて歌いました。桜庭伸幸は、「天城越え」などのヒット曲を手掛けた人物です。桜庭和子は、かつて和由貴子という芸名で活動していましたが、この作品から本名に戻りました。この作品は、2021年6月23日にウェブクウから発売されました。カップリングには、同じ曲をベースに、小説の内容を朗読で劇化したロング・バージョンが収録されています。「十三夜」は、明治時代の女流作家・樋口一葉の代表作のひとつです。主人公は、夫と死別した若い未亡人です。彼女は、十三夜の月を見ながら、夫への想いや生きる意味を問いか...

リンダ・コラソン「Last Lover」は、2023年9月6日に発売されたダブルA面シングルです。「Last Lover」は、遠い昔の彼との別れを悔やみながら生きてきた女性が、再びその彼と結ばれ「人生最後の恋人」として、ふたりで人生を共に歩んでいくという姿を描いたドラマチックなラブバラードです。作詩は、円香乃さん、作曲は、大谷明裕さん、編曲は、西村真吾さんです。「ミッドナイト熱海」は、夜の熱海で出会った男性と一夜の恋に落ちた女性の心情を歌った切ない歌謡曲です。作詩は、円香乃さん、作曲は、大谷明裕さん、編曲は、伊戸のりおさんです。リンダ・コラソンは、フィリピン出身の実力派アーティストで、日本語と英語に堪能です。彼女の歌声は、情感豊かで...

駿河ヤマト「ズルい男に乾杯!!」は、新世代歌謡グループ「はやぶさ」のメンバーのひとり「ヤマト」が、ソロ歌手「駿河ヤマト」として、2023年8月23日にリリースしたデビューシングルです。作詞は、かず翼、作曲は、桧原さとし、編曲は、石倉重信という豪華な制作陣が手がけています。この曲は、浮気性な男に惚れてしまった女性の複雑な心情を歌った演歌です。女性は男の甘い言葉や笑顔に弱く、嘘だと分かっていても許してしまうのです。しかし、それでも彼女は男を離さず、自分の強みとして惚れた弱みを受け入れるのです。その様子を「ズルい男に乾杯!!」というフレーズで表現しています。この曲は、駿河ヤマトのソロデビュー記念のインターネットサイン会で生歌も披露されまし...

「ふたつの愛」は、2023年8月23日にリリースされた美川憲一のシングル曲です。この曲は、美川憲一の人生を語るうえで欠かせない、生みの親と育ての親の、二人の母の存在をテーマにした、自伝的な楽曲です。作詞・作曲は、鳥羽一郎の長男であり、ポップスデュオ・竜徹日記としても活動する木村竜蔵が担当しています。ミュージックビデオでは、木村竜蔵と一緒に行った貴重なレコーディング風景が映し出され、美川憲一の真剣な表情を見ることができます。この曲は、幸せと不幸せは同じ数だけ降るのだというメッセージを込めています。美川憲一は、親から受けた愛のありがたみに感謝しながら大切に歌っていきたいとコメントしています。この曲は、美川憲一の歌唱力と感情表現力が光るバ...