桜庭和子「十三夜歌謡編」

桜庭和子「十三夜歌謡編」は、樋口一葉の短編小説「十三夜」をもとにした歌謡作品です。桜庭和子は、亡くなった夫である作曲家の桜庭伸幸が残した曲に、自ら詞をつけて歌いました。桜庭伸幸は、「天城越え」などのヒット曲を手掛けた人物です。桜庭和子は、かつて和由貴子という芸名で活動していましたが、この作品から本名に戻りました。この作品は、2021年6月23日にウェブクウから発売されました。カップリングには、同じ曲をベースに、小説の内容を朗読で劇化したロング・バージョンが収録されています。


「十三夜」は、明治時代の女流作家・樋口一葉の代表作のひとつです。主人公は、夫と死別した若い未亡人です。彼女は、十三夜の月を見ながら、夫への想いや生きる意味を問いかけます。この小説は、樋口一葉の自伝的な要素が強く、彼女自身も若くして亡くなっています。桜庭和子「十三夜歌謡編」は、樋口一葉の小説の世界観や感情を上手に表現した作品だと思います。もし興味があれば、ぜひ聴いてみてください。


ウェブクウ 2021年6月23日発売

桜庭和子 / 十三夜歌謡編

原作:樋口一葉 / 作詞:坂口照幸 / 作曲:桜庭伸幸

日本演歌会NEG

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