ばってん荒川「帰らんちゃよか」

「帰らんちゃよか」は、関島秀樹さんが作詞・作曲した曲で、熊本弁で「帰らなくてもいいよ」という意味です。この曲は、都会で働く子供のことを、故郷から気遣う親の心を歌っています。最初にこの曲を歌ったのは、ばってん荒川さんで、1996年にアルバム『生きたらよか』に収録しました。その後、島津亜矢さんが2004年にシングルとしてカバーしました。この曲は、ばってん荒川さんと島津亜矢さんの代表曲となり、テレビやライブでよく歌われています。また、関島秀樹さん自身も1997年にアルバム『SERENADE』に「生きたらよか」というタイトルで収録しました。この曲は、「生きとる」シリーズの第2弾として作られたそうです。


ばってん荒川さんの「帰らんちゃよか」は、1996年にキングレコードからリリースされた40周年記念ベストアルバム『生きたらよか』に収録されています。この曲は、関島秀樹さんが作詞・作曲した「生きたらよか」という曲のカバーです。


ばってん荒川さんは、熊本県や福岡県を中心に九州地方で長年に渡り活躍した肥後にわか役者、ローカルタレント、演歌歌手、舞台役者です。本名は米嵜一馬(よねざきかずま)で、1937年2月8日に熊本市で生まれました。父は漫才師の荒川九州男でしたが、母を置いて東京へ出奔しました。ばってん荒川さんは、少年時代に少年院に入るなど荒れた生活を送りましたが、18歳のときに「ばってん組」という肥後にわかの劇団に入団しました。そこで「お米ばあさん」というキャラクターを生み出し、人気を集めました。その後、「帰らんちゃよか」や「火の国一代」などのヒット曲を歌い、テレビやラジオでも多くの番組に出演しました。2006年10月22日に膀胱癌による心不全で亡くなりました。享年69歳でした。


ばってん荒川 / 帰らんちゃよか

キングレコード

作詞:関島 秀樹 / 作曲:関島 秀樹 / 編曲:山田 年秋

日本演歌会NEG

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