「酒場の花」は、一条貫太の表題曲としては初めてのメジャー演歌曲。メジャーながらどこか侘しい旋律が、聴く人々を昭和の町にいざないます。舞台は昭和のとある小さな町の裏通り。昔、夜の巷で一度は惚れた酒場の女が、今は故郷で小さな店を出したと聞いた。噂を訪ね歩いて、やっと見つけた「おまえ」…ようやく見つけたうれしさと共に「今度は絶対に離さない」という男の決意を、軽妙な語り口で伝えます。
カップリングの「女のいのち」はこちらも初めてのおんな唄。前作「いのちの花」で故郷を旅立った男が都会で働く姿を思い、いつか一緒になる夢をもちつつ、男を支えていく決心を胸に、凛と待ち続ける女の姿――「いのちの花」のアンサーソングともいうべき本作も一条貫太の新境地。
作詩:万城たかし / 作曲:叶 弦大 / 編曲:伊戸のりお
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